皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

消滅時効(正解率59%)

問題

「時効2年」はどれ?

A 遺族補償一時金 (労災)
B 死亡一時金(国年)
C 障害手当金(厚年)
D 賃金請求権(労基)

ついでに見たい
試験中の時間泥棒3兄弟といえば、個数問題、計算問題、事例問題です。
その対処方法も、事前に考えておきましょう。
例えば、計算問題は、1点が重い選択式で出題され、かつ、その計算問題を取らなければ3点確保が難しいという局面ではチャレンジが必要です。
一方で…

解答・解説

”正解はここをクリック”

B 死亡一時金(国年)」。

試験科目の時効は「2年か5年(労基賃金→当分3年)」
そのうち多数派は2年、少数派は5年。
したがって「5年のものだけ覚えて、ほかは全部2年」という「少数派だけ憶える」テクが使える。
5年になるのは「金額が高額」なもの。

一方で「年金は5年、一時金は2年」という覚え方が「ダメ、ゼッタイ」。
国民年金では通用しても、労災(障害補償一時金など)や厚生年金(障害手当金)では通用しないから。
国民年金の死亡一時金は、掛け捨て防止給付という性格上、保険料還付請求権と同じ2年。

消滅時効は1分でまとめた動画はこちら

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。

【今日の一言】

忘れていない受験生の方はいない。
であれば、それを「いつ認識できるか」の勝負。
「忘れている」ことへの認識が早ければ早いほど、リカバリーの時間も長くとれる。
反対に、遅ければ遅いほど、リカバリーの時間は短くなる。
ここが勝負の分岐。

「忘却点が早く見つかってよかった!!」

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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