皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

船員保険の疾病任意継続被保険者(正解率54%)

問題

船員保険法における「疾病任意継続被保険者」とは、船舶所有者に使用されなくなったため、被保険者の資格を喪失した者であって、喪失の日の前日まで【?】以上被保険者であったもののうち、全国健康保険協会に申し出て、継続して被保険者になった者をいう。

A 1年間において3か月
B 3年間において1年以上
C 継続して2か月
D 継続して1年

ついでに見たい

~離職理由に基づく給付制限期間の改正~
令和2年10月1日以降に離職した場合の基本手当については、正当な理由がない自己都合により退職した場合であっても、【5年間のうち2回】までは給付制限期間が2か月となる。

解答・解説

”正解はここをクリック”

C 継続して2か月」。

健康保険の任継と同じく「継続2か月」。
一方で、喪失後の継続給付の要件は、健保と船保で異なる。

【任継】
・健保→継続して2か月以上
・船保→継続して2か月以上
【継続給付】
・健保→継続して1年以上
・船保→1年間において3か月以上又は3年間において1年以上

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

~他の勉強中も選択を意識~
テキストを見ているときや択一の問題を解いているときに、ここ抜かれたらやばいな~と気になる語句は、テキストの該当箇所に○で囲っておく。
例えば、安衛法の”なんの引っ掛かりもない○の肢”とか。
”突起物””デザイン”など択一○肢出題後、選択式で出題

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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