皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

労働基準法違反の契約(正解率50%)

問題

労働基準法で定める基準【?】労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において、無効となった部分は、労働基準法で定める基準による。

A に反する
B に達しない
C と異なる
D を上回る

 

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解答・解説

”正解はここをクリック”

B に達しない」。

労働基準法に定める労働条件の基準は最低基準である。
したがって、労働基準法が定める基準を下回る労働条件で労使合意があったとしても、その労働条件は無効となり、無効となった部分については、労働基準法で定める基準で補充される(強行的・直律的効力)。
一方で、労働基準法の基準を上回る部分については、有効とされる。

すなわち、労基法より不利な部分は無効にし、有利な部分はそのままなので、「達しない」。

「反する」だと有利な部分も無効にすることになるため誤り。

 

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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