皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
金品の返還(正解率50%)
問題
労働基準法の使用者は、労働者の死亡又は退職の場合において、権利者の請求があった場合においては、【?】日以内に賃金を支払い、積立金、保証金、貯蓄金その他名称の如何を問わず、労働者の権利に属する金品を返還しなければならない。
A 5
B 7
C 14
D 30
判例対策は労基選択に全集中【動画】
解答・解説
「B 7」。
期限系を労基内でまとめると、
・原則→14日(以内or前)
・解雇予告、1年変形の第2期以降協定→30日前
・退職時の賃金支払→7日以内
例えば、
・退職時の賃金支払→7日以内
・労働契約解約時の帰郷旅費→14日以内
・寄宿舎の計画 →14日前
・解雇予告→30日前
選択労基の3空欄のうち、1空欄は、基本的な法令から出題されることが多く、必ずもぎ取りたい1点。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
「多数派の解答を選ぶ者が、合格者という少数派に入る」
「多数派に属する」ことは重要。
全体の平均点や得点分布で合格点が変動するシステムであるため、
・多数派ができる問題=合否を分ける
・多数派ができない問題=合否を分けない。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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