皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー（行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など）かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
離婚時みなし＆ニ以上の種別（正解率60％）
問題
・支給要件上の「被保険者期間」に、「離婚時みなし被保険者期間」が含まれない。
・「ニ以上の種別の被保険者であった期間」を有する場合に、合算せずに支給要件を判定する。
いずれにも該当するものはどれ？
A 加給年金（240か月）
B 脱退一時金 （６か月）
C 長期加入者の特例（44年）
D 特別支給の老齢厚生年金（１年）
８月は記憶のゴールデンタイム。
１ヶ月ならこぼれません。
解答・解説
「C 長期加入者の特例（44年）」。
離婚時みなし（支給要件）
・原則→含まれる
・「１か月」より長い（６か月、１年、240か月、44年）→含まれない
ニ以上の種別
●老齢・遺族長期
・原則→合算しない
・特老厚１年、加給・中高齢寡婦240か月、基本月額→合算する
●障害・遺族短期・脱退
・合算する
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51％～75％、76％～100％の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
埋めるべき差は、 満点との差ではない。
他の受験生との差でもない。
本試験の合格基準点（前回45点）との差。
択一38点であれば、あと１科目１点分。
その１点分はテキストを持ち込めばとれたはずだ。
差分を埋める対策をとる時間はある。
執筆／資格の大原 社会保険労務士講座
金沢 博憲 「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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