皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
「Twitterで選択対策」のバックナンバー版「ブログで選択対策」の配信です。
Follow @Sharoushi24
選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
熊本総合運輸事件(正解率89%)
問題
最高裁「雇用契約において、ある手当が時間外労働等に対する対価として支払われるものとされているか否かは、…諸般の事情を考慮して判断すべきである。その判断に際しては、労働基準法37条が【?】とともに労働者への補償を実現しようとする趣旨による規定であることを踏まえ…」
A 時間外労働等を抑制する
B 労働者の健康を守る
C 労働者の生活の安定を確保する
D 労働者の生活を保障する
毎年恒例の社労士24LIVE。
演目
・出題予想
・ラスト1週間の過ごし方
・試験前の注意点
解答・解説
「A 時間外労働等を抑制する」。
最高裁は、労働基準法37条の趣旨は、使用者に割増賃金を支払わせることによって、時間外労働等を抑制し、もって労働時間に関する労働基準法の規定を遵守させるとともに、労働者へ の補償を行おうとする趣旨によるものであると、判示している。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
メールマガジン募集中
メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを【無料配信】しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。
メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
復習の仕上げを進めていくと、「こんな基本的なところを忘れてた!」とか、やればやるほど穴が目立ってくる感覚になる。 ほとんどの穴が埋まってきただけに、部分的に空いた穴が凄く気になる。 これは、合格できるだけの力が身についてきた証拠。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。