皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
「Twitterで選択対策」のバックナンバー版「ブログで選択対策」の配信です。
Follow @Sharoushi24
選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
基準or指針(正解率39%)
問題
基準と指針。指針なのはどれ?
A 企画業務型裁量労働制の~
B 精神障害の認定の~
C 脳・心臓疾患の認定の~
D 有期労働契約の更新等の~
模擬試験を受けるにあたって「必ず試しておきたい」6つのことを解説しています。
・科目の順番を確立
・時間配分を確立
・マークのタイミングを確立
・個数問題や事例問題への対処を確立
・見直しの仕方の確立
・昼食やトイレタイムの確立
模擬試験を受けるにあたって「必ず試しておきたい」ことを解説しています。担当:金沢博憲(#社労士24、経験者合格コース)ブログ版→https://sharosi.j-tatsujin.com/archives/2565【INDEX】0:00~いい点を取ることより大事な「模擬試験を受ける目的」1:02~科目の順番を確...
解答・解説
「A 企画業務型裁量労働制の~」。
Aは指針、BCDは基準。
A 企画業務型裁量労働制の指針
B 精神障害の認定の基準
C 脳・心臓疾患の認定の基準
D 有期労働契約の更新等の基準
基準と指針。
いずれも法令ではない。
ざっくりとした使い分け。
・基準→線引を示す。数値化しやすい
・指針→方向性を示す。数値化しづらい
【基準】
・有期労働契約の更新の基準→3回又は1年超で予告必要etc
・脳・心臓疾患の認定の基準→100時間、80時間
・精神障害の認定の基準→160時間、120時間
【指針】制度実施の際の運営マニュアル的なもの
・企画業務型裁量労働制の指針
・時間外労働についての指針
・高プロについての指針
なお、かつての時間外労働の「限度の基準」(45時間他)は、平成31年4月からは、「法律の定め」に格上げされている。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
メールマガジン募集中
メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを【無料配信】しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。
メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
・択一は受かるための勉強。
・選択は落ちないための勉強。
直前期に新たに得る知識の多くは、選択式の”あと1点”をもぎ取るためのもの。
その学習の必要性は状況により異なる。
択一合格ラインへ発達途上ならまずは択一メイン。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。