【社労士 選択式】正解率40%!厚生年金保険の被保険者。私はだれ?【厚年】

皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

厚生年金保険の被保険者。私はだれ?(正解率40%)

問題

・資格取得には事業主の同意の上、厚生労働大臣の認可が必要です。
・保険料の納付義務は事業主が負っています。
・事業主は納付義務に係る同意を撤回することはできません。
・老齢厚生年金の受給権を取得しても被保険者の資格を喪失しません。

私はだれ?

A 適用事業所以外の高齢任意加入被保険者
B 適用事業所の高齢任意加入被保険者
C 当然被保険者
D 任意単独被保険者

 

ついでに見たい

【合格体験記】
・択一トレ問→だいたい6~10回転。(社保科目の方が多め)
・直前対策・総合演習及び模試→1回転+ミス問を1回転。
・社労士24の講義は最低1科目10回転くらい(数えてないけど最低これくらいかと…)

 

 

解答・解説

”正解はここをクリック”

D 任意単独被保険者」」。

高齢任意加入被保険者は、「老後の年金権がない」ことが加入要件。
よって、老後の年金権を取得すると、資格を喪失する。
一方、任意単独被保険者は、「老後の年金権がない」ことは加入要件になっていない。
よって、老後の年金権を取得しても、資格を喪失しない。

なお、適用事業所以外の事業所に使用される任意単独被保険者と高齢任意加入被保険者は資格に事業主の同意が”内臓”されているため、撤回できない。
一方、適用事業所に使用される高齢任意加入被保険者に係る同意は、”後付け”であるため、撤回もできる。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

講師は自転車の補助輪。
いきなり補助輪なしで自転車を漕ぐこともできるかもしれないが、できないこともある。
転んでなかなか進まない。
それで自転車がイヤになってしまわないように後方で支える。
そして気づけば補助輪無しで自転車に乗ることが出来るようになっている。
そのお手伝いのための存在。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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