皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

健康保険事業の収支の見通し(正解率67%)

問題

全国健康保険協会は、【?】、翌事業年度以降の5年間についての協会が管掌する健康保険の被保険者数及び総報酬額の見通し並びに保険給付に要する費用の額、保険料の額その他の健康保険事業の収支の見通しを作成し、公表するものとする。

A 2年ごとに
B 3年ごとに
C 5年ごとに
D 毎年

ついでに見たい

ウンザリする個数問題の対処法について【動画】

解答・解説

”正解はここをクリック”

A 2年ごとに」。

協会けんぽは、単年度収支均衡が原則。
その上で、2年毎に中期的(5年間)な収支の見通しを作成し、公表する義務がある。
2年は診療報酬の改定と連動。
都合(2-5)のよい収支見通し。

~周期まとめ~
・健保協会の収支の見通し→2年ごとに5年間
・年金財政の現況・見通し→5年ごとに100年間
・医療費適正化計画→6年ごとに6年
・特定健康診査等実施計画→6年ごとに6年
・介護保険事業計画→3年
・後期高齢者医療の保険料→2年ごと
・介護保険料率→3年ごと
・確定給付企業年金の掛け金→5年ごと

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

特に初受験の方に発生する現象。
知識の芽が土の中で育っていて、テストの結果はひどいものだけれど、テストが発芽促進剤になって、本試験のギリギリ直前に、一斉に使える知識として芽吹いて、本番で一番点が取れてしまう現象。
なんと名付けようか。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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