皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
児童労働の禁止の例外(正解率64%)
問題
【?】の事業で、児童の健康及び福祉に有害でなく、かつ、その労働が軽易なものについては、満13歳に満たない児童についても、行政官庁の許可を受けて、その者の修学時間外に使用することができる。
A 映画の製作又は演劇
B 電話交換の業務
C 非工業的業種
D 保健衛生
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解答・解説
「A 映画の製作又は演劇」。
児童(満15歳に達した日以後最初の3月31日が終了するまでの者)を使用することは原則的に禁止される。
ただし、
・満13歳以上の者→「非工業的業種」に限り
・満13歳未満の者→「映画の制作又は演劇の事業」に限り
一定の要件に該当する場合、使用することができる。
一定の要件とは次の通り。
①児童の健康及び福祉に有害でないこと
②労働が軽易であること
③修学時間外に使用すること
④行政官庁の許可を得ること
なお、
・年少者でも深夜労働が可能なのは「農林水産業、保健衛生業及び電話交換の業務」。
・児童を午後9時まで使用可能なのは「演劇の事業に使用される児童が演技を行う業務」
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
「まとまった時間勉強しなければ意味がない」
「集中して勉強しなければ意味がない」
「机に向かって勉強しなければ意味はない」
これらは、容易に「勉強しない言い訳」に転じる。
「ハードル高くして、やらない」より「ハードル低くして、やる」方が、よい。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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