皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

基準or指針(正解率39%)

問題

基準と指針。指針なのはどれ?

A 企画業務型裁量労働制の~
B 精神障害の認定の~
C 脳・心臓疾患の認定の~
D 有期労働契約の更新等の~

ついでに見たい

模擬試験を受けるにあたって「必ず試しておきたい」6つのことを解説しています。
・科目の順番を確立
・時間配分を確立
・マークのタイミングを確立
・個数問題や事例問題への対処を確立
・見直しの仕方の確立
・昼食やトイレタイムの確立

解答・解説

”正解はここをクリック”

A 企画業務型裁量労働制の~」。

Aは指針、BCDは基準。

A 企画業務型裁量労働制の指針
B 精神障害の認定の基準
C 脳・心臓疾患の認定の基準
D 有期労働契約の更新等の基準

基準と指針。
いずれも法令ではない。

ざっくりとした使い分け。
・基準→線引を示す。数値化しやすい
・指針→方向性を示す。数値化しづらい

【基準】
・有期労働契約の更新の基準→3回又は1年超で予告必要etc
・脳・心臓疾患の認定の基準→100時間、80時間
・精神障害の認定の基準→160時間、120時間

【指針】制度実施の際の運営マニュアル的なもの
・企画業務型裁量労働制の指針
・時間外労働についての指針
・高プロについての指針

なお、かつての時間外労働の「限度の基準」(45時間他)は、平成31年4月からは、「法律の定め」に格上げされている。
 

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

・択一は受かるための勉強。
・選択は落ちないための勉強。

直前期に新たに得る知識の多くは、選択式の”あと1点”をもぎ取るためのもの。
その学習の必要性は状況により異なる。
択一合格ラインへ発達途上ならまずは択一メイン。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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