皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
複数事業労働者遺族給付(正解率41%)
問題
複数事業労働者遺族給付は、複数事業労働者がその従事する二以上の事業の【?】死亡した場合に、当該複数事業労働者の遺族に対し、その請求に基づいて行う。
A 業務を一因として
B 業務に関連して
C 業務に起因して
D 業務を要因として
【社労士模試解説】年金の端数処理/資格喪失の時期/特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢【切り抜き解説】
解答・解説
「D 業務を要因として」。
業務上の疾病や通勤による疾病では「起因」と表現するが複数業務要因災害では、業務起因性がない前提であるため「要因」と使い分けている。(原因のうち、きっかけになるものが起因、主要なものが要因。)
保険事故の定義でも、複数業務”要因”災害と、要因が強調されている。
【まとめ】
・業務上・通勤による疾病→業務に起因
・絶対的給付制限→直接の原因
・相対的給付制限→原因
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
「◯を選べ」問題。
ABCは×!
D→×の要素はない。◯か。
E(テキスト掲載外)→分からない…これが◯か?Dは”何かの理由で”×なのかも。
正解はEだ!→「正解 D」…
反省すべきはEを知らなかったことではない。
Eに引きづられ、Dの判断を根拠なく変えてしまったことだ。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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