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面接指導を実施した事業所の割合(正解率18%)

平成29年「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、平成29年7月1日が含まれる1か月間に100時間超の時間外・休日労働をし、医師による面接指導の申し出があった労働者がいる事業所のうち、面接指導を実施した事業所の割合は約【?】%となっている。

・29
・45
・68
・82

 

 

 

 

”正解はここをクリック”
正解は約「68」%。

Twitterの解答は約「29」%が最多でしたが誤りです。
おそらく、時間外100時間の労働者はそもそも少ないし、いたとしても、申し出件数も少ないだろう、という考え方であったろうと考えられます。

しかし、この問題の事業所割合の分母は「面接指導を受けたいと申し出した100時間超の労働者がいる事業所」です。

該当労働者から申し出があった場合の実施は義務ですから、本来100%のはずです。
しかし、未実施に対する直接の罰則規定がないこともあり、事業所割合は70%にとどまっています。

 

 

出典:厚生労働省

なお、働き方改革推進法の一環で、「高度プロフェッショナル制度」適用者と、時間外労働規制が除外される「新技術等の研究開発等の業務に従事する」労働者についても、面接指導の実施が義務化されます。通常の面接指導との違いは2点です。
・労働者の申し出がなくても実施する
・未実施に対する罰則付き

 

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過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。

 

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

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