皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
保険給付の消滅時効(正解率50%)
問題
労災保険の保険給付「支給請求権の消滅時効は5年」
どれ?
A 遺族補償年金前払一時金
B 休業補償給付
C 障害補償年金差額一時金
D 傷病補償年金
「繰り返し問題を解いているのに点につながらない…」。
そんな状況を打破する「本当の力がつく過去問の解き方」を解説します。
その鍵は「思考プロセス」です。
解答・解説
「C 障害補償年金差額一時金」。
労災の支給請求権の時効は原則2年、例外5年。
5年の方が少ないため、5年だけ押さえておくのが効率的。
・原則→2年
・障害・遺族(前払除く)の給付→5年
・療養の給付、傷病→なし
※傷病→支給決定後の支分権は5年
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
・テキストばかり見ていると「押さえどころ」わからない。
・問題ばかり解いていると全体像を見失う。
そのため、問題を解く→テキスト該当箇所&周辺を確認する「問題演習を通じたテキスト確認」というのが王道の復習パターン。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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