皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
「Twitterで選択対策」のバックナンバー版「ブログで選択対策」の配信です。
Follow @Sharoushi24
選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
届出期限(正解率67%)
問題
届出期限が「10日以内」。
どれ?
A 被保険者資格取得届(健保)
B 被保険者資格取得届(雇用)
C 被保険者資格喪失届(厚年)
D 被保険者資格喪失届(雇用)
雇用保険法を苦手とする方は多い。
数字が多いなど理由は様々だが、その根本原因は、基礎体力が固まっていないこと。
すなわち「失業等給付の体系図」が頭に入っていないこと。
こんにちは。 金沢博憲(社労士24)です。 雇用保険法を苦手とする方は多いです。 イメージが沸かない、数字が多いなど理由は様々ですが、その根本原因は、基礎体力が固まっていないことです。 雇用保険の基礎体力とは、「体系と定 …
解答・解説
「D 被保険者資格喪失届(雇用)」。
各制度の最後半に位置する届出は、「細かい&つまらない」で疎かにしがち。
しかし、知っていれば瞬速で解ける「サービス問題」。
だからといってすべての期限を覚えるのもコスパが悪い。
そこでとりあえず「20%の労力で80%まで」おさえる。
まず、各法律の「原則」の期限を覚える。その上で、例外の期限をオプションで覚える。
・雇用→10日(例外→資格取得は翌月10日など)
・健保・厚年→5日(例外→氏名・住所変更は期限なしなど)
・国年→14日
もし覚えていない届出期限が問われたら「原則」で解答する。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
メールマガジン募集中
メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを【無料配信】しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。
メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
「5月までの勉強時間が昨年に比べ少なく、”やばいな~”と思っていましたが、6月から本腰いれて勉強したら、合格できました。結果的に、本試験まで息切れせず、短期集中の勢いを保って本番に臨めたのがよかったと思います。」
そういう話も、よく伺う。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。