皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
「Twitterで選択対策」のバックナンバー版「ブログで選択対策」の配信です。
Follow @Sharoushi24
選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
児童手当法。○日特例(正解率34%)
問題
児童手当の受給資格者が住所を変更した場合において、住所を変更した後【?】以内にその請求をしたときは、児童手当の支給は、受給資格者が住所を変更した日の属する月の翌月から始める。
A 5日
B 14日
C 15日
D 30日
ついでに見たい
意識しないと陥りやすい「知識のドーナツ化」現象。
周辺の細部が気になり、真ん中の大事な基本となるところが穴になる。
しかし、本番で合否を分かつのは真ん中(テキスト掲載)の知識。
#社労士勉強方法。直前期や受験2年目傾向に陥りやすい傾向と対策について。担当:金沢博憲(#社労士24、経験者合格コース)その他の合格できない要因→https://sharosi.j-tatsujin.com/archives/13278
解答・解説
「C 15日」。
児童手当の支給期間→請求月の翌月~支給事由の消滅月。
支給事由が消滅する場面の一つが引っ越して住所が変わった場合。
引越し先の市町村の認定を受けるために、再度請求をする必要がある。
例えば引っ越しが5月31日の場合、5月まで元の市町村から児童手当が支給される。
そして引越し後6月10日に請求をした場合、7月から支給再開。
そうすると、6月が空白月になってしまう。
そこで、15日特例というルールがある。
月末近くで引っ越しの際、児童手当の空白月がでないようにするためのもの。
住所変更から15日以内に請求をした場合は、住所変更した月の翌月から支給を行う。
例えば、5月31日に住所変更、6月10日に請求すると、特例に該当し、6月から支給開始される。
引っ越しだけに15日。
市町村が届け出先のため「14日」と間違えやすい。
引っ越しだけに15日。
映像解説はこちらからどうぞ。
引っ越し特例は4:16頃から。
担当講師:金沢博憲(#社労士24)#児童手当 の全体像の解説なお、2022年10月支給分から支給対象を絞り、世帯主の年収が1200万円以上の場合は支給対象から外す旨の法案が審議中。現行規定に注意。0:00~全体像・目的1:51~支給要件2:32~受給額6:08~現況届・所得制限
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
メールマガジン募集中
メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを【無料配信】しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。
メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
「飽きたら変える」 勉強中に飽きてきたら、変えてみる。
・科目を変える
・教材を変える
・場所を変える
・姿勢を変える(立つ、寝転ぶ)
・日付を変える(寝る)
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。