皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
国民年金の保険料(正解率62%)
問題
国民年金の保険料改定率は、それぞれの年度の前年度の保険料改定率×当該年度の初日の属する年の【?】年前の物価変動率×当該年度の初日の属する年の4年前の年度の実質賃金変動率(3年前から5年前のものの3年平均)とされている。
A 1
B 2
C 3
D 4
計算問題への対処法。
・悪手→計算自体に夢中になって、得点、時間、スタミナを失う
・普通→飛ばす
・好手→計算せずして正解する(戦わずして勝つ)。
自分が受験した年、択一徴収法で計算問題が出題されました。 「よっし!絶対解いてやる!」という意気込みで計算している途中、 掛け算の繰上げで悩んでいるときにふと思いました。 「自分は別に算数のテストを受けにきたわけではない …
解答・解説
「B 2」。
保険料改定率=前年度の保険料改定率×名目賃金変動率(物価変動率×実質賃金変動率)
このうち物価変動率は、2年前の物価変動率(3年前に対する2年前の比率)。
2023年度の保険料は、2022年度から2年前納が可能であるため、2022年の物価ではなく、2021年の物価を基準とする。
「(先月に比べ)今月は体重が○キロ増えた」「(3年前に比べ)2年前はこれくらい変わった」という意味で、”2年前”。
動画解説は↓こちら↓。
「重要性は低いかも。でも、ザックリでも読み解かないと、気になって前に進めない。」シリーズ。通常コースのテキスト×社労士24仕様の解説動画の融合バージョンです。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
お仕事やご家庭のことと勉強を両立することは容易いことではない。
その困難な状況を知恵と勇気でくぐり抜け、これまで学習を続けてこれた方々にとって、合格は現実的なものである。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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