皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
雇用の安定?職業の安定?(正解率33%)
問題
「~の雇用の安定その他福祉の増進に資することを目的とする。」
何の法律の目的条文?
A 高年齢者雇用安定法
B 障害者雇用促進法
C 職業安定法
D 労働者派遣法
ついでに見たい
選択式試験を突破するための方法【3点確保】
選択式試験は、全科目3点以上確保が最優先事項です。その攻略方法を解説します。担当:金沢博憲(経験者合格コース、#社労士24)【INDEX】0:00~選択式の合格基準点1:41~選択式は全科目3点以上確保が最優先事項4:22~簡単な問題から手早く処理する5:45~”グルーピング”は分からないときの最終手段7:11~...
解答・解説
「D 労働者派遣法」。
・高年齢者雇用安定法、障害者雇用促進法、職業安定法→職業の安定
・労働者派遣法→雇用の安定
職業の方が概念が広いため、職業の安定を用いることが多い。
ただし、労働者派遣法では、対象が派遣労働者=派遣元と”雇用関係”がある者、に限られるため「雇用の安定」。
目的条文のまとめは→こちら。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
過去の受験生の方。
「選択式で1点足りず」が複数年続いていた。
常に「何をやっても合格できる気がしない」と不安を抱えていらっしゃった。
その方と、試験1週間前にお会いしたとき、このようにお話された。
「もう合格できるとかできないとかは考えないようにしています。試験会場の自分の席に座り、これまでのすべてを解答用紙に置いてくることだけを考えます。」
その年、合格された。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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