皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
老齢年金生活者支援給付金の月額(正解率81%)
問題
老齢年金生活者支援給付金は、月を単位として支給するものとし、その月額は、給付基準額をもとに算定する。 給付基準額は【?】円である。
A 1,000
B 5,000
C 10,000
D 15,000
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【社労士24プラスで10点アップ】統計・白書・労務管理まとめ【#9】
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解答・解説
「B 5,000」。
年金生活者支援給付金は、消費税率引き上げ分を活用し、公的年金等の収入金額や所得が一定基準額以下の方に、生活の支援を図ることを目的として、基礎年金に上乗せして支給するもの。
●老齢年金生活者支援給付金
【支給要件】
・65歳以上の老齢基礎年金の受給者である。
・同一世帯の全員が市町村民税非課税である。
・前年の公的年金等の収入金額とその他の所得との合計額が一定額以下である
【支給月額】
・月額5,000円を基準に、保険料納付済期間等に応じて算出
(例)
・納付済期間480か月→5,000円×480/480=5,000円
・納付済期間240か月→5,000円×240/480=2,500円
【手続き】
・認定請求→認定請求月の翌月から支給開始
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
復習の仕上げを進めていくと、「こんな基本的なところを忘れてた!」とか、やればやるほど穴が目立ってくる感覚になる。
しかし、これは、合格できるだけの力が身についてきた証拠。 ほとんどの穴が埋まってきただけに、部分的に空いた穴が凄く気になる。
社労士試験は完璧を求める試験ではなく、また、「完璧に仕上がりました!」といって受験される方は、いない。
少しの不安を抱えながらも「基本を固めて」試験に臨み、7割ちょいの得点をとって、合格されていく。
「完璧」を求めずに「基本を固める」という感覚で、仕上げを進めるのが吉。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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