皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

通勤手当が含まれない(正解率85%)

問題

通勤手当が含まれないものは?
 
A 賃金日額(雇用保険)
B 平均賃金(労働基準法)
C 標準報酬月額(健康保険)
D 割増賃金(労働基準法)
ついでに見たい

米軍山田部隊事件 「使用者の責に帰すべき事由によって解雇された労働者が解雇期間内に他の職について利益を得た場合、右利得金額を賃金額から控除することはできるが、その限度は、平均賃金の4割の範囲内にとどめるべきである。」

山田くん、4割もっていきなさい!

解答・解説

”正解はここをクリック”

D 割増賃金(労働基準法)」。

通勤手当の「含む・含まない」の思い出し方。

・日額・月額(平賃、賃日、標月) →含む
通勤は「毎日」しているので。

・時間額(割賃、最低賃金)→含まない
通勤は 「毎時間」しているわけではないので。

なお、特定4分の3未満労働者の88,000円からは最低賃金に算入されない賃金を除くことになっているため、含まない。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

「あと1問だけやろう」
「もう1問だけやろう」
「あと1問だけやろう」
「もう1問だけやろう」 …

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

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