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資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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今回のお題はこちらです。

”○○ショック”平成元年の合計特殊出生率(正解率23%)

「平成元年は【?】」。
平成2年に厚生省が公表した合計特殊出生率が、丙午(ひのえうま)にあたる昭和41年の1.58を下回ったことが判明。
のちに「【?】ショック」と呼ばれる人口減少時代への警告は、バブルの狂騒にかき消されるのであった。

・A 1.26
・B 1.32
C 1.42
・D 1.57

 

 

 

”正解はここをクリック”

正解は「D 1.57 」。

合計特殊出生率で押さえる数字はこの3つ。

・平成元年 1.57←丙午下回る。1.57ショック
・平成17年 1.26←過去最低
・平成30年 1.42←最新

こんな(57)率では詰む(26)。
合計特殊出生率は女性が一生に(142)産む子の数。

合計特殊出生率は、平成元年にはそれまで最低であった昭和41年(丙午)の数値を下回る1.57を記録。
特殊要因があった丙午を下回ったことが”ショック”の所以。
さらに、平成17年には過去最低である1.26まで落ち込む。

知識がなくても
①「1.58を下回った」という記述
②「1年で激しく変動するものでもない」という推測
で1,57と導ける。

逆に「1.57かな・・でも「1.58を下回った」から1.57なんて当たり前すぎるな・・」という思考がフカヨミ。
選択式は正しい文章。
問題文のヒントに素直に従う。

以下、読み物。

我が国の年間の出生数は、第1次ベビーブーム期には約270万人、第2次ベビーブーム期には約210万人であったが、1975(昭和50)年に200万人を割り込み、それ以降、毎年減少し続けた。1984(昭和59)年には150万人を割り込み、1991(平成3)年以降は増加と減少を繰り返しながら、緩やかな減少傾向となっている。

2016(平成28)年の出生数は、97万6,978人となり、1899(明治32)年の統計開始以来、初めて100万人を割った。

合計特殊出生率をみると、第1次ベビーブーム期には4.3を超えていたが、1950(昭和25)年以降急激に低下した。
その後、第2次ベビーブーム期を含め、ほぼ2.1台で推移していたが、1975年に2.0を下回ってから再び低下傾向となった。
1989(昭和64、平成元)年にはそれまで最低であった1966(昭和41)年(丙午:ひのえうま)の数値を下回る1.57を記録し、さらに、2005(平成17)年には過去最低である1.26まで落ち込んだ。

 

人口動態統計

 

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

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