皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
高年齢雇用継続給付との調整(正解率42%)
問題
・特別支給の老齢厚生年金の受給権者が高年齢雇用継続基本給付金を受給中
・みなし賃金日額×30=40万円
・標準報酬月額24万円
・その月以前1年間の標準賞与額の総額÷12=4万円
高年齢雇用継続基本給付金との調整による年金の停止月額の計算式は?
A 24万円×100分の6
B 24万円×100分の15
C 28万円×100分の6
D 28万円×100分の15
特老齢「私のことは嫌いでも、厚生年金保険法のことは嫌いにならないでください。」
特別支給の老齢厚生年金が分からなくても、他の分野で厚生年金保険法で高得点は取れる。
でも、最低限のところは押さえておきたい、ということならこちらの動画で。
「特老厚の支給開始年齢の問題は”秒”で解ける」
解答・解説
「A 24万円×100分の6」。
特老厚と高年齢雇用継続基本給付金の調整の計算式。
・標準報酬月額がみなし賃金日額×30の61%未満→標準報酬月額×6/100が停止
高年齢雇用継続給付の満額(月給の15%相当)に対し、月給の6%相当を停止するものであるため、標準賞与額は含めない。
なお、在老では、基本月額に標準賞与額を含める。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
①テキストだけ勉強する→変化球に対応できず三振王
②問題集だけ解く→変化球ばかり狙いに行ってフォームを崩し、甘い球を打ち損じ
③問題を解きながらテキスト確認→ボールになる変化球を見極めて、ストレート狙いでホームラン
こんなイメージ。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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