皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
65歳前の在職老齢年金(正解率58%)
問題
被保険者が特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分120万円)を受給している場合であって、令和6年5月の総報酬月額相当額が42万円である場合、令和6年5月の老齢厚生年金の支給月額は【?】円である。
A 1万
B 2万
C 8万
D 9万
社会保険労務士試験合格を目指す皆様、こんにちは。 社労士24担当講師の金沢です。 今回は、2023年社労士試験向けの法改正につき、その最新一覧をご紹介します。 とりあげず現時点で分かっている主要改正点を掲載しています。 …
解答・解説
「D 9万」。
65歳前の在職老齢年金の支給停止調整額は、令和6年度は50万円。
支給停止月額は、
{(基本月額10万円+総報酬月額相当額42万円)-50万円}×1/2=1万円
支給月額は、
10万円-1万円=9万円
計算問題では、問われているのが停止額か支給額かは常にチェック。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
通常の科目は、主:択一、従:選択。
択一中心の勉強で、その隙間を選択で埋める。
一方、労一・社一・安衛は、主:選択、従:択一。 択一での高得点が狙えないため、細部をやるのは非効率。
しかし選択の1点には重みがある。
テキスト読込みなど選択対策の勉強は、常識・安衛を優先。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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