皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
過半数を代表する者の〇〇(正解率32%)
問題
就業規則の作成には、過半数労働組合がなければ「過半数を代表する者の意見」が必要(労基)。
他に、「過半数を代表する者の意見」なのはどれ?
A 安全衛生改善計画の作成(安衛)
B 確定給付企業年金の実施(確給)
C 寄宿舎規則の作成(労基)
D 創業支援等措置の導入(高年)
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解答・解説
「A 安全衛生改善計画の作成(安衛)」。
過半数代表者の〇〇。
原則「同意」、例外「意見」。
最初の科目の労基法の就業規則のところで「同意じゃない、意見!」とめっちゃ強調されるので、「過半数ときたら意見」という”刷り込み”現象が生じる。
しかし、全科目を俯瞰してみると、同意のほうが多い。
すなわち、鳥の目が重要。
【同意】
・労使協定の締結
・寄宿舎規則の作成
・特定適用事業所以外の事業所の加入要件
・確定給付企業年金の実施
・企業型確定拠出年金の実施
・中小事業主掛金納付制度(iDeCo+)
・創業支援等措置 など
【意見】
・就業規則の作成
・安全衛生改善計画の作成
・派遣可能期間の延長
【その他】
・労使委員会の委員の半数→指名
・安全委員会。議長以外の委員の半数→推薦
基本が大事ってどういうことかというと、例えば、「安全衛生改善計画の作成の際は、過半数代表者の意見を聴く」という問題をみたとき、「○だな…あれ?意見だったかな…同意だったような帰気がする…×にしとくか」みたいに、自ら間違えにいってしまうということを減らすためである。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
復習の仕上げを進めていくと、「こんな基本的なところを忘れてた!」とか、やればやるほど穴が目立ってくる感覚になる。
ほとんどの穴が埋まってきただけに、部分的に空いた穴が凄く気になる。
これは、合格できるだけの力が身についてきた証拠。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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