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資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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今回のお題はこちらです。
完全失業率。過去最高は?(正解率42%)
労働力調査(基本集計)2019年平均(速報)結果。
完全失業率は2.4%と、前年と同率。完全失業者数は162万人と4万人減少。
過去最高は2002年の【?】%。
・3.3
・4.2
・5.0
・5.4
正解は「5.4」%。
完全失業率は遅行指標。景気変動の後ろについてくる。
バブル崩壊(90年初頭)後→悪化
大手金融機関の破綻(98年)後→過去最高5.4%
リーマンショック(08)後→再び5%台に悪化。
その後→緩やかな景気回復で徐々に改善。
19年:2.4%→26年ぶりの低水準だった前年と同率
失業率を「均衡失業率」と「需要不足失業率」に分解する手法がある。
・①均衡失業率→労働条件のミスマッチや、転職までのタイムラグで生じる構造的な失業
・②需要不足失業率→景気変動に連動
失業率3%の場合、②需要不足失業はゼロであり、現在の失業は①均衡失業である、という分析もある。
【就職氷河期世代との関係】 バブル崩壊(90年初頭)→企業が採用抑制→新卒就職難→不本意な就職や非正規雇用が増加→離職率の高まり。 このサイクルが10年以上続いた結果、98年に完全失業率が過去最高を記録。 この時代に社会に出た世代はいわゆる「就職氷河期世代」と呼ばれ、現在、国による支援策が強化されている。 |
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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
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