【社労士 選択式】正解率86%!子が祖父母の養子になると【国年・厚年】

皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

子が祖父母の養子になると(正解率86%)

問題

配偶者と子がぞれぞれ遺族厚生年金及び遺族基礎年金の受給権を有している。
子が祖父母の養子になった場合、【?】の受給権は消滅する。

A 子の有する遺族基礎年金
B 子の有する遺族厚生年金
C 配偶者の有する遺族基礎年金
D 配偶者の有する遺族厚生年金

 

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【動画】「直前対策期の勉強方法」

 

 

解答・解説

”正解はここをクリック”

C 配偶者の有する遺族基礎年金」。

配偶者は、子を養育していることで遺族基礎年金の権利を得ている→子が誰かの養子になるなど養育できない状況に至ると、配偶者は失権
例えば、子が祖父母(直系血族)の養子になった場合。
この場合、子自身は、直系血族の養子になるため失権なし(ただし、生計同一関係の父がいる状態になり支給停止)。

他方、遺族厚生年金は、子の有無にかかわらず配偶者自身の権利となるもの→子が養子になっても、権利はそのまま。

【養子になったら失権シリーズ】のまとめ
「直系血族・直系姻族以外の者の養子」になった場合
→自分がだれかの養子になると、自分の権利の失うパターン

「子が配偶者以外の者の養子」になった場合
→自分が養育している子供がだれかの養子になると、自分が権利を失うパターン

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

合格レベルに近づくほど「知識の小さい穴」が非常に気になりだす。
以前は、気づかなかった小さい穴。 今後も、ポツンポツンと見つかるだろう。
しかし、完璧な状態で試験に臨める方は、いない。
靴下の小さい穴のごとく、その存在にモジモジしながらも、前に歩む方が合格する。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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