皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
船員保険法の出産育児一時金(正解率76%)
問題
船員保険法。
船員保険の被保険者又は被保険者であった者(後期高齢者医療の被保険者等である者を除く。)が出産した場合であって、産科医療補償制度の対象となるときは、一児につき【?】の出産育児一時金が支給される。
A 404,000円
B 420,000円
C 520,000円
D 560,000円
ついでに見たい
【動画】直前期における心の整え方。
20:37→メンタル面
担当:金沢博憲(#社労士24)直前対策期の勉強方法を解説します。ブログ版→https://sharosi.j-tatsujin.com/archives/6814【資料】レクチャー一覧→https://sharosi.j-tatsujin.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/15e...
解答・解説
「B 420,000円」。
通常であれば「船員保険の出産育児一時金?多分健康保険と同じ42万だよね」となる。
それは確たる根拠を元にした推測。
しかし、本試験の場では 「健保と同じ解答なんて出さないはず」 と、不確実な根拠を元に他の数字を選んでしまう。
根拠のある平凡な”当たり前”を選ぼう。
それは、多数派の回答でもある。
多数派に入れば、仮に不正解でも痛手にならない。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
「母屋」の勉強と「離れ」の勉強。
母屋の勉強→法律科目の学習。全受験生必須。学習量がそのまま反映される。テキスト⇔過去問の反復で合格レベル。直前期以降は、これ以上増築しない。風呂敷をたたむ作業へ。
離れの勉強→統計、未習の法改正、白書、判例。選択対策。範囲が広く、学習量が反映されずらい。基準点割れリスクを低減させる勉強。
母屋の勉強で合格レベルにはいく。しかし、リスクが残る。そのリスクを少しずつ減らすのが離れの勉強。 離れが立派でも、母屋がボロボロでは仕方なし。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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