皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

その基準を定めるのはアナタ(正解率33%)

問題

「労働政策審議会の議を経て厚生労働大臣が定める基準」

なんの基準?

A 遺族補償年金に係る生計維持の認定
B 事業主からの費用徴収の額
C 事業主からの民事損害賠償との調整
D 特別加入者に係る業務災害等の認定

ついでに見たい

12月スタートは、全然出遅れではない。

解答・解説

”正解はここをクリック”

C 事業主からの民事損害賠償との調整」。

【労災で基準を定めるのは】
・原則→厚生労働省労働基準局長
・事業主からの民事損害賠償との調整→厚生労働大臣

厚生労働省労働基準局長は行政官(官僚)、厚生労働大臣は政治家。

事業主からの民事損害賠償と保険給付との調整規定を法制化するにあたっては、労働者側の反対意見が根強かった。
そこで、調整の基準が行政官によって恣意的に決められることがないように、法律に「厚生労働大臣が基準を定める」「その基準に当たりましては労働政策審議会(労働者側委員が含まれる)にかける」ことが盛り込まれた。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

1回だけお会いした方は、よほど印象が強くない限り、忘れてしまう。
しかし、2回目お会いすると、「あっ!一度お会いしたことがある!」というそれ自体が印象が残って、長期記憶化のきっかけになる。
知識も同じ。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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