皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
任意継続被保険者の標準報酬月額(正解率57%)
問題
協会けんぽの任意継続被保険者の標準報酬月額は、前年(1月から3月までの標準報酬月額については、前々年)の【?】時点における全ての協会けんぽの被保険者の標準報酬月額の平均額を標準報酬月額の基礎となる報酬月額とみなしたときの標準報酬月額が上限となる。
A 3月31日
B 4月1日
C 9月1日
D 9月30日
経験者合格コース体験講義「第3号不整合記録問題」について。
国会でも取り上げられた「運用3号」問題についても解説します。
解答・解説
「D 9月30日」。
平均額を計算する上で9/30時点の平均額とするのは、最新&分母拡大のため。
・9月→その年の定時決定による最新のデータを使用
・30日→分母を大きくするため9/1~9/30の資格取得者の額も含める。
ちなみに、平均額は協会けんぽが30万円。30日だけに30万。
なお、標準報酬月額の等級区分の改定は、
・3/31→最高等級該当者が1.5%~0.5%内に収まるように調整
・9/1→新等級表がスタート。定時決定による新標準報酬月額がスタートと揃える。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
最高の問題集は、自分の脳。
・手が塞がっていても使用可能
・秒の隙間時間でも使用可能
・苦手部分をピンポイントでつくことができる
毎朝、苦手意識をもつ分野のお題をセット。
例)失業等給付の名称を全部思い出す。
日中、隙あらば「えっ~と、求職活動支援費といえば…」
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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