皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
老齢基礎年金の支給繰上げの減額率(正解率73%)
問題
昭和37年4月2日生まれの者が令和5年4月1日に老齢基礎年金の支給繰上げの請求をした場合における減額率は?
A 19.2%
B 19.6%
C 24%
D 30%
国民年金の任意加入被保険者と、厚生年金保険の高齢任意加入被保険者で、保険料滞納時の喪失時期が違うのはなぜなのか?
【動画目次】
7:30~任意加入の滞納による喪失
解答・解説
「A 19.2%」。
減額率の計算式は、
・4/1000×繰上げ月数(請求日の属する月~65歳到達日の属する月の前月)
昭和37年4月2日生まれの者は令和5年4月1日に61歳に達する。
61歳到達日に繰上げ請求をしたことになるので、
・4/1000×48(61歳到達日の属する月~65歳到達日の属する月の前月)=19.2%
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
1回目の挑戦で、自転車に乗れたり、バタフライで泳げたり、年金が理解できるのは、これは偉業といっていい。
初めての挑戦だ。
1回ではできないのが”当たり前”。
少しずつでいい。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
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