皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

遺族厚生年金の支給要件(正解率75%)

問題

被保険者の資格を喪失した後に、被保険者であった間に初診日がある傷病により当該【?】を経過する日前に死亡したときは、他の所定の要件を満たすことにより、その遺族に遺族厚生年金が支給される。
 
A 初診日から起算して3年
B 初診日から起算して5年
C 喪失日から起算して3年
D 喪失日から起算して5年
ついでに見たい

直前対策期にやること
・テキスト
・問題集を使った全科目総復習
・五肢択一で解く練習
・統計
・白書などの一般常識対策
・判例や目的条文の選択式対策
・模試受験による場馴れ
・横断学習
・テキスト読み込み
・法改正項目の確認

この強弱がポイント。

解答・解説

”正解はここをクリック”

B 初診日から起算して5年」。

退職後の死亡であっても、在職中に初診日のある傷病が原因で、初診日から5年以内に死亡した場合は、遺族厚生年金が支給される。

診療録(カルテ)の保存期間5年間(健康診断個人票など)と連動させておさえる。

また、初診日から起算してシリーズでは、次の2つがある。

・初診日から起算して1年6か月→障害認定日
・初診日から起算して5年以内に治る→障害手当金の支給要件

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

「前に勉強したあの科目、全然覚えてなくてショック…」は全科目一巡後あるある。
・覚えていることもたくさんある。
・本番の3か月も前に気づけてよかった。
・忘れたってことは一度は覚えたってこと。回復は速い。
・回復した記憶は今度はもっと持続する(記憶の超回復)。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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