皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
付加年金の繰り上げ(正解率65%)
問題
昭和37年4月2日以降生まれの者であって、付加保険料納付済期間を50か月有するものが、60歳に達した日に老齢基礎年金の支給繰上げの請求をした。
付加年金の額はいくら?
A 2,400円
B 4,800円
C 7,600円
D 15,200円
年金科目の攻略法は”毎日年金”
解答・解説
「C 7,600円」。
老齢基礎年金を繰上げ請求した場合、付加年金の繰上げ請求も同時に行う。
・付加年金の額→200円×納付済期間
・繰上げ減額率→4/1000×繰上げ請求月~65歳到達月前月
↓あてはめ
・付加年金の額→200円×50か月=10,000円
・繰上げ減額率→4/1000×60=240/1000(0.24)
結果、付加年金の額は
10,000円-10,000円×0.24(2,400円)=7,600円
”聞いてるの、そっちかい!”シリーズ。
・高額療養費の算定基準額/支給額※過去引っ掛けあり
・在職老齢年金の停止額/支給額※過去引っ掛けあり
・老齢基礎年金・付加年金の繰上げで減額する額/支給額
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
試験開始。
問1「うわ、なんだこの問題!飛ばそう」
問2「あれ?!これもなんか分からないぞ…」
問3「…分からない…まずい…」
その後、後半の科目で大きく稼いで合格というパターンあり。
70問中20問は取れなくてよい試験。
最初の数問の手応えで調子を崩されないように。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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