失業等給付15”育児休業給付金”さんがグループを脱退することを表明しました。
以下、コメントです。
私、育児休業給付は、平成7年以来、失業等給付のメンバーとして活動して参りましたが、この度、グループから脱退することになりました
その件については、今は話したいとは思わないので、いつか自分が話したいと思った時にどこか機会があればお話しさせていただこうかなと思っております。今後も雇用保険法に所属し、ソロとして給付活動をしていく所存です。
私のことは嫌いになっても、失業等給付のことは嫌いにならないでください。
一緒のユニットで頑張ってきた高年齢雇用継続給付ちゃんと介護休業給付ちゃんのことは、ずっと忘れません。
背景には、給付総額のセンターポジションを奪われた最古参メンバー基本手当との確執があると言われている。
さらに、基本手当などの古参メンバーの「雇用失業情勢の変動に合わせた収支バランスを考えた給付」という方向性と、育児休業給付の「雇用情勢の変動に関係なく、出産後の育休中に行われる給付」という方向性の不一致も、脱退の決め手の一つと省関係者はいう。
引き続き、雇用保険法に所属する意向を表明しているが、省関係者の間では、ゆくゆくは雇用保険法からも独立する意思を固めていると囁かれる。
また失業等給付グループ内ユニット「雇用継続給付」のメンバー”高年齢雇用継続給付”さんのコメント
「高年齢雇用継続給付さん、育児休業給付さんの卒業をどう捉えてますか?」
「介護休業給付ちゃんとユニットを守っていきたいです・・・」
「でも正直、自分のことで精一杯です。給付率も引き下げられそうで・・」
「雇用継続給付」のメンバーの間で明暗が分かれることになった。
ユニットの存続も危ぶまれている。
【解説】
~育児休業給付の新しい給付の体系への位置付け~
・育児休業給付金について、失業等給付の雇用継続給付から削除するとともに、失業等給付とは別の章として育児休業給付の章を新設する
・雇用保険料率の中に、育児休業給付に充てるべき独自の保険料率を設けて、財政運営を行うことを明記。
・雇用情勢など景気に左右されやすい失業等給付から分離して財政管理
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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