【社労士】ラスト1週間の過ごし方【勉強法】2020

皆様、こんにちは。

本試験前の最後の1週間を迎えると、「何に手をつければいいか分からない」というご相談を多くの方から頂きます。

1年間分の広大な学習範囲の復習をしようというのですから、「完璧でない」と感じるのも無理はありません。

しかし、この試験は「完璧でないと合格できない」という試験ではありません。

満点を取らなくても受かる試験、択一で約3割間違えても受かる試験ということを、改めて思い出して頂きたいのです。

完璧にはこだわらず、やることを絞っていきましょう

そのためのポイントをご紹介します。

最後の1週間の過ごし方を決める一助となれば幸いです。

①学習計画の時間割を作る

最後の1週間の時間割を作って、睡眠、仕事、家事の時間を入れ込んだら、それら以外の時間はすべて学習時間に充てましょう。

【ざっくり”週の時間割”の作り方】

  1. 週の勉強可能時間を概算する
  2. やることリストを列挙
  3. リストの項目ごとに優先順位に応じた比率を設定
  4. 1の時間数×3の比率=その項目に当てる時間
  5. 4の時間数を、日々に割り振る。
  6. 1日で複数科目、週で全科目触れるように
  7. あと、走りながら調整。

そして、「計画したことは必ずやる、計画していないことはやらない」と割り切ることが大切です。

②新しいことはやらない

最後の1週間で、新しいことに着手して定着させる時間的余裕はありません。

使い慣れた教材の復習に徹して、今憶えていることをより確実にするようにしましょう。

すなわち「キホンが大事」です。

③復習が済んだ教材は封印する

復習が完了した教材は、”感謝の気持ちを込めて”、ダンボールに詰めたり、表紙に「済」と書くなどして封印してしまい、本試験まで開かないようにしましょう。

「今日の復習でこの教材ともおさらばできる!」と思えば復習にも身が入ります。
そして、復習後封印すると、書棚の本が目に見えて少なくなっていき、心理的負担が軽減→「学習が進んでいる!」という達成感が本試験までのモチベーションを支えます。

④全科目満遍なく復習する

例えば老齢厚生年金ばかりやっていては、他の科目の復習がおぼつかないです。

この1週間で全科目学習できるように計画を立てましょう。

分かっている部分はさらっと、苦手な箇所は重点的にというメリハリが大事です。

最後の1日は、全科目復習できると最高です。

⑤難解な内容は、丸暗記or捨てる

難解な内容を理解して消化する時間はもうありません。

丸暗記するか、「自分の苦手はみんなの苦手」と割り切って捨てる勇気を持ちましょう。

⑥集中力を常にキープする

勉強時間を長く取れても、ダラダラしていると効果半減です。

  • 1日の学習の必達目標を明確にする
  • 25分おきに5分、または50分おきに10分休憩を取る
  • 飽きを防ぐため科目(労働→社保)や教材(択一→選択→テキスト)をチェンジする、

などして、勉強の質を維持しましょう。

⑦十分な睡眠時間を確保

「ラスト1週」の締め切り効果を活用し、頭の処理速度を上げていく。

これと並行して、十分な睡眠時間を確保する。

その日、処理した情報を脳内整理し「使える知識」とする”戦略的”睡眠。

同時に身体も休ませる。

頭も身体も本試験にピークを持っていく。

動画解説はこちら

こちらの動画の「53:40~」辺りからが最後の1週間の過ごし方の解説です。

 

 

 

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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