「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の真意

皆様こんにちは。

資格の大原社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

学習の合間に一息入れているときにお読みいただければ幸いです。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の真意

福沢諭吉の著書「学問のすゝめ」の余りにも有名な一節「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉。

「人はみな平等なんだ」という意味だと思っていました。

しかし、後にこう続きます。

「されども今、広くこの人間世界を見渡すに、賢き人あり、愚かなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや」。

すなわち、生来、人の間に差などあるはずがないのに、現実社会ではどうして差がついてしまうのか?
それは学問することとしないことの差である、
だから学問することをお薦めしますよ、というのが「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の真意であるといわれています。

皆様も、今、資格試験の合格を目指して、学問(勉強)をされています。
その資格を目指した動機は様々でしょうが、その根底には「人とは違う何かを成し遂げたい」という思いがあると思います。
「一国一城の主になりたい」「社会的評価を得たい」「人の役に立ちたい」etc・・・。

勉強がつらくなるのは、その思いを忘れてしまい「勉強が義務化」したときです。

「○○に成る。そのために勉強している」という目的意識を持ち続けることが、勉強のモチベーションの礎となり、皆様自身を合格に導きます。

声に出して、または、心の中で唱えてみてください。

「○○に成る。」と。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格(旧上級)コース」を担当致しております。
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