【社労士 選択式】正解率85%!金額を「切り上げ」るものは?【科目横断】

皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

金額を切り上げるものは?(正解率85%)

問題

端数処理上、「切り上げる」「四捨五入」「切り捨てる」のうち、「切り上げ」るものは何?

A 給付基礎日額(労災)
B 支払期月ごとの支払額 (厚年)
C 賃金総額(徴収)
D 保険料額(国年)

 

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解答・解説

”正解はここをクリック”

A 給付基礎日額(労災)」。

給付基礎日額は平均賃金(労基)がベース。

もし四捨五入や切り捨てにすると、最低基準たる平均賃金を下回るという矛盾が生じるため「切り上げ」。
 
なお、ほかの金額の端数処理はざっくり
・給付系→四捨五入(最終支払い時は切り捨て)
・保険料徴収系→切り捨て

 

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

直前期、苦手箇所を克服する作業は必要。
ただし苦手箇所を減っても”ゼロ”にはならない。
合格者の方もそう。
苦手が「なくらないこと」で焦燥すると出力が弱まる。
「苦手をなくす」ではなく「ここが出されたら自分の勝ちという項目を増やす」感覚が吉。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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