皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

特別加入保険料率(正解率37%)

問題

第二種特別加入保険料率は、事業又は作業の種類に応じて、【?】までの範囲で設定されている。

A 千分の2.5から千分の52
B 千分の2.5から千分の88
C 千分の3から千分の52
D 千分の3から千分の88

ついでに見たい

「1月からはじめて社労士試験に一発合格するための勉強方法」
【INDEX】
・はじめに
・今年受験vs来年受験?
・全体的な学習方針
・期間別の学習方法(開始~5月)
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解答・解説

”正解はここをクリック”

C 千分の3から千分の52」。

千分の3は芸能関係作業従事者など、千分の52は林業の一人親方。

●労災保険率
・業種に応じ千分の2.5~88
●特別加入保険料率
・第一種(中小事業主等)→その事業の労災保険率から二次健診の率を控除
・第二種(一人親方等)→千分の3~52の範囲で事業又は作業の種類に応じた率
・第三種(海外派遣者)→千分の3
※事業主が全額負担(海外派遣者と派遣元で折半×)

基本的な問題であるが、正解率が低かった。

問題を解くプロセスは、認識→想起→適用。 問題を間違える原因もいずれかにある。
本問を間違えた原因は多くは「認識」エラー。
”労災保険率の問題”と認識エラーしたことが原因。
認識エラーを防ぐ基本のキは、「主語」を重視すること。
意外に読み飛ばすことが多いので注意。

思考プロセスについてはまとめた記事は→こちら

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

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