皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
「Twitterで選択対策」のバックナンバー版「ブログで選択対策」の配信です。
Follow @Sharoushi24
選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
労使協定の免罰的効力(正解率78%)
問題
次の労使協定のうち、届出をしないと労使協定に係る免罰の効力そのものが発生しないものは?
A 1か月単位変形労働時間制
B 1年単位変形労働時間制
C 時間外・休日労働協定
D 専門業務型裁量労働制
【最高裁判例/みちのく銀行事件】就業規則の不利益変更の有効性を解説するひろ●●。
「合理性があるかないかを見抜けないと、就業規則を変更するのは難しい」
解答・解説
「C 時間外・休日労働協定」。
●免罰的効力の発生時期
・原則→届出を要する協定を含めて締結段階
・時間外・休日労働協定のみ→届出段階
恒常的な長時間労働につながるため、監督署が届出を受理してはじめて効果発生としている。
他、労使協定とは異なるが、企画業務型裁量労働制や高プロ制度の導入要件となる「労使委員会の決議」も届け出をして、はじめて効力が発生する。
「名ばかり」裁量労働にならないように要件を厳格化している。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
メールマガジン募集中
メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを【無料配信】しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。
メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
トイレにまとめ表をはって眺める、というのはスキマ勉強の王道。
その際「このトイレ中に3つのことを覚える」と意識して、反芻できたら出るというルールを課す(混雑時除く)。
これにより、本試験までトイレの中だけで「トイレの回数×3」の数の論点を覚えることが可能。
流れない記憶となる。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。