皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
2等級以上の差が生じなくとも随時改定の対象となる場合 (正解率63%)
問題
健康保険法。
2等級以上の差が生じなくとも随時改定の対象となる場合。
昇給の場合。
・従前の標準報酬月額→49等級
・報酬月額→【?】円以上
・改定後の標準報酬月額→50等級
A 1,390,000
B 1,400,000
C 1,415,000
D 1,430,000
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こちらの記事の進め方を参考にしてください。
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解答・解説
「C 1,415,000」。
随時改定は、固定的賃金の変動月から3か月間に支給された報酬の平均月額に該当する標準報酬月額と従前の標準報酬月額との間に2等級以上の差が生じることが条件。
ただし、標準報酬月額等級表の上限又は下限にわたる等級変更の場合は、2等級以上の差が生じなくとも随時改定の対象となる。
(例)
昇給の場合
・従前→49等級
・報酬月額→1,415,000円以上
・改定後→50等級
降給の場合
・従前→2等級
・報酬月額→53,000円未満
・改定後→1等級
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
問題集の使い方のコツ
・過去問集中心→テキストの周辺論点に広げる
・まずは肢別→直前期から五択
・学習開始からすぐやる
・「○問を○分で解けた」と量と時間を記録する
・論点と飾りの見極め
・論点のテキスト集約
・できる・できないの仕分け
・反復・継続で長期記憶化
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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