【社労士試験】1月・2月から始めて6か月(半年)で一発合格するための勉強方法【スケジュール】

社労士試験合格を目指される皆様、こんにちは。
金沢博憲(社労士24)です。

本試験日が例年通り8月28日(日)とすると、8か月程度となります。
※試験日程についての詳細はこちらをチェック。

例年、年明けの1月から4月くらいにかけて、「今年受験」か「来年受験」かで悩む方が多くなります。

そこで、この記事では、

  • 今年受験と来年受験、どちらがオススメ
  • 今年受験でも合格できる
  • 今から始める場合の学習の仕方は?
  • 具体的なスケジュールは?

といった内容でお送りします。

「読んでいる時間が今はない」という方は、以下の動画でも7分程度でサクッとご覧いただけます。

■「今年受験」?「来年受験」?

個人的には、受験を来年に先送りせず、今年の受験で合格を狙うことを推奨致します。

受験しないと合格する可能性はゼロです。
しかし、受験すれば、学習期間は短くなりますので確実性にやや不安は残るものの、やり方次第で合格するチャンスは生じます

2020年も6月からはじめて、2か月の勉強で一発合格された方もいらっしゃいます。

2020年2月から学習を開始され、合格された方の合格体験記はこちらです。

2020年3月から学習を開始され、合格された方の合格体験記はこちらです。

また仮に残念な結果となっても、今年受験に向けて本気で取り組んだ勉強の蓄積1回本番を経験した強みは、次年度の試験に大きくプラスに作用します。

一方で、来年受験を目指すとなると、試験まで1年8か月です。長すぎます
目標が遠すぎてゴールまでたどり着けないリスクがありますので、オススメは致しません。

短期間であっても、学習の優先順位をつけて、日々学習を継続的に行う努力を続ければ、一発合格も現実的に狙えます。

それでは、1月・2月から始めて合格を狙える位置にいくための勉強方法をご紹介します。

■学習スケジュール

【全体の流れ】

  • 本試験までに全科目4回転
  • 講義→問題集→テキスト確認のサイクルで進める
  • 7月までは択一式の勉強に集中、選択式対策は8月から
  • 勉強時間は週20時間からスタート。尻上がりに伸ばしていく

社労士試験は「忘却との戦い」の試験です。
1回だけ講義をみたり、問題を解いても絶対に忘れます。

故に短期間の勉強でも、回転を行う”周回学習法”が有効かつ必須なのです。

無計画で進めていくと、最初の全科目1巡目が終わらないまま試験が近づき、棄権するというパターンになります。
「5月までに一巡」あるいは「6月までに一巡」から逆算して、科目毎の期限を設定。”期限第一”で1巡目をクリアし、6月以降、周回モードに入ることを目指しましょう。

どの時期に何周目を行うか、ざっくりとしたスケジュールを、4つの時期に分類します。

  • 開始~5月→1巡目
  • 6月→2巡目
  • 7月→3巡目
  • 8月→4巡目

下、それぞれの時期で行うことを紹介していきます。

なお、学習プランは「社労士24プラス直前対策」を申し込み頂いた場合の内容となります。
社労士24は、お時間の制約があって独学スタイルで学習される方の合格支援ツールです。

もちろん他の使用教材に置き換えてもらってもいいと思います。

■開始~5月→1巡目

【学習プラン】

  • 全科目1巡目
  • 学習時間→週20時間
  • 社労士24レクチャー視聴(全科目24時間)1回転目
  • 択一トレ問1回転目

1巡目の目標は「全科目の存在を認知する」「出題箇所を知る」「問題の引っ掛け方を知る」ことです。
したがって、1巡目の優先順位は「範囲・進捗」深さ・理解度です。

金沢 博憲金沢 博憲

名言っぽく(笑)いうと「全科目終わらないと始まらない」

講義聴講→問題解く→テキスト確認」が完了したら、次のチャプター、次の科目と前に進めましょう。

具体的には、以下を視聴ごとに繰り返します。

視聴ごとにやること
社労士24レクチャーを視聴。2日で1回ペース。

択一式トレーニング問題集(過去問集)の該当回を解く。

答え合わせをする。

チェックボックスに痕跡を残す。
・意味がわかった上で正解→◯
・意味が分からなかったor不正解→×をつけた上で、テキストの該当箇所確認
 

よく理解できないことがあっても、前に進むことが肝心です。
この時期、時間をかけても、かけなくても、結局1回では覚えられません
あと3回転するチャンスがあります

そこで理解して、覚えればよいのです。

学習スケジュール案(毎週更新)

1月23日から始めて5月末で全科目一巡する場合の、より具体的なスケジュールは次のとおりです。

・労基→1月23日~
・安衛※→2月5日~
・労災→2月10日~
・雇用→2月24日~
・徴収→3月9日~
・労一※→3月17日~
・健保→3月25日~
・国年→4月13日~
・厚年→5月1日~
・社一→5月20日~
※安衛・労一は後回し可

各科目の特徴を踏まえて効率的に攻略してきましょう。
具体的な攻略方法はコチラに動画解説があります。

各科目に学習に入る前に視聴しておきましょう。

スケジュールが厳しいときは○○を飛ばす

「択一中心の学習」「社会保険科目を得点源にする」という戦略に照らすと、スケジュールが厳しいときに「労働安全衛生法労働に関する一般常識を後に回す」という戦術をとるのも立派な作戦です。

安衛、労一は「選択の1点」のための科目です。
択一式での配点が少なく、学習時間と得点が比例しない科目です。
また、安衛、労一をやっていなければ理解が難しいという科目もありません。
これに対し、健康保険は社保3科目(択一30点分)の土台になります。

労一、安衛を飛ばして、社会保険から先に着手しましょう。

GW前に完了するのが理想、押している場合はGW中に完了させましょう。

勉強時間の確保

そして、週20時間の勉強時間を確保できるかどうか心配な方は、この1週間、余暇時間、通勤時間や家事の合間などのスキマ時間で「興味があること(読書など)」にチャレンジしてみましょう。
それを週20時間達成できれば、チャンスありです。

勉強時間の確保の仕方については、こちらで詳しくまとめています。

次は6月です。

■6月→2巡目

【学習プラン】

  • 全科目2巡目
  • 学習時間→週25時間(5時間アップ)
  • 社労士24レクチャー視聴(1.5倍速視聴全科目16時間)2回転目
  • 択一トレ問2回転目(◯印→読む、×印→解く)

2巡目の目標は、「知識と引っ掛けパターンの定着」です。
1巡目で「どこから、どういう引っ掛け方をされるか」の概要を把握できておりますので、その部分を意識してレクチャーを聴いたり、問題を解くことができます。

すなわちメリハリをつけた学習が可能になることで、出題されるところの定着度が一気にアップします。

そして2巡目は、1か月で全科目回す必要があります。
そこで「問題演習にメリハリをつける」ことと「倍速機能を活用する」ことがポイントです。

問題演習にメリハリをつける方法とは、1巡目で◯印がついた問題と、×印がついた問題でやり方を変えるというものです。

2巡目の進め方
・◯印→解かない。問題、解答を一緒に見て内容確認
・×印→再び解く→再び×ならテキスト確認。
 

◯印の問題は、相性がよい問題ですから、今後忘却防止のための内容確認だけでOKです。
問題・解答を一緒に見るならすぐに終わります。

一方で×印の問題は、再び解きます
ここで再び、◯印と×印で仕分けを行います。
(再度×印がついた問題を3巡目では解き進めましょう。)

この方法ですと、時間は1巡目ほどにはかかりません。
また、問題をときかさねるほど、解答スピートがあがり、記憶の持続力があがります。

そして、倍速機能の活用です。
社労士24には倍速機能があります。

最大2倍速まで可能です。
ただし、いきなり2倍は早すぎるので、1.3~1.5倍速をオススメします。
1.5倍速にすれば全科目24時間がさらに全科目16時間で視聴可能です。

あわせて、スキマ時間の活用も忘れずに。
10分でもスキマ時間ができたら、苦手意識を感じている項目のレクチャー視聴や、問題を解きましょう。

スマホアプリの活用もオススメです。

ここまで、2巡目です。

この時点で、かなり土台は出来上がって来ています。
しかし、おそらく実感レベルとしては合格の手応えを感じられないと思います
1月以降に始めた方の合格の手応えは、早くても7月くらいから実感できるようになります。

立ち止まらずに前に進めましょう。

■7月→3巡目

【学習プラン】

  • 全科目3巡目
  • 学習時間→週30時間(5時間アップ)
  • 社労士24レクチャー視聴(1.5倍速視聴全科目16時間)3回転目
  • 択一トレ問3回転目(◯印→読む、×印→解く)
  • 法改正まとめ、労働経済・白書まとめ
  • 模擬試験にチャレンジ

7月の目標は「弱点部分の補強」「横断整理」「法改正・白書まとめの確認」「模試で試験慣れ&弱点補強」です。

ここまでくると、択一トレ問の×印問題は、少なくなっているはずです。
全科目1回転のスピードもさらに上がって、時間短縮できるはずです。

これと並行して、直前期ならではの勉強を行なっていきます。

  • 横断整理
  • 労働統計
  • 白書

の対策です。

あわせて「公開模試」の受験も2回はしておきましょう。
時間配分と弱点を知ることができるからです。

こちらの記事は2020年対策のものですが参考に御覧ください。

この辺りの勉強のコツについては、書き出すと長くなりますので、また別の記事でまとめたいと思います。

■8月→4巡目

【学習プラン】

  • 全科目4巡目
  • 学習時間→週35時間(5時間アップ)
  • 社労士24レクチャー視聴(1.5倍〜2倍速視聴全科目16〜12時間)4回転目
  • 択一トレ問ランク 4回転目(◯印→読む、×印→解く)
  • 選択式トレ問Aランク 1回転
  • 模試の「間違い箇所」の復習
  • 法改正まとめの予想問題
  • 労働経済まとめの選択予想問題

8月の目標は「選択式対策」「全科目総ざらい復習」です。

社労士試験は「追い込み(詰め込み)が効く」試験と言われています。
暗記量が多い試験ですから、当然といえば当然です。

ただ、この「追い込みが効く」というのは、「今まで繰り返し学習してきた知識を一気に頭に詰め込むことができる」すなわち「既存知識の詰め込みが効く」ということことです。
逆に、今まで勉強したことがない知識(未習知識)を、全て詰め込めるほど甘い量ではありません
未習知識の詰め込みは、量を限定的にすべきものです。

そのために、8月に入る前に基本事項を既存知識にしておくのです。

この基本事項とは、択一トレ問やテキストに乗っている知識です。
これを直前期に「詰め込み」しておけば、本番で十分合格ラインに乗ります。

そして、択一合格ラインに乗ると同時に着手するのが選択式対策です。
これが「未習知識の詰め込み」にあたります。
ただ選択式の問題の8割は、択一式の知識で対応できます。

一方、残り2割は択一式の知識では対応が難しいです。
それは2つに分類できます。

択一対策では対応が難しい選択式問題

① 択一式で出題実績がない条文からの出題(代表例:目的条文)
② 労働統計・白書からの出題

このうち、①の問題対策として、選択式トレーニング問題集Aランクを解きましょう。
選択式トレーニング問題集Aランクは、「重要度」という意味ではなく「択一対策では対応が難しい」という意味のランクです。
このAランク問題を全科目1回転させましょう。

そして、②の問題対策としては、「労働経済・厚生労働白書まとめ」の予想問題を解きましょう。
労働統計・白書対策は、あまり面白みがない内容ですので、まとめて一気にやろうとすると、飽きます。
1日10分・統計問題3問」という具合にちょっとずつやるのがオススメです。

他、模試の復習やトレ問の確認など、とにかくやることが多いです。

そのために勉強時間もこれまでで一番多く確保する必要があります。
今のうちから、仕事量の調整や、年休取得の手続き、ご家族の協力要請などを進めておいて、勉強時間が確保できる態勢を整えておきましょう。

■まとめ

・来年が本命でも受験推奨。本番で得る経験値は多大
・勉強時間週20時間確保でワンちゃんあり。徐々に増やす

・本番までに全科目4回転
・5月までは全科目1巡が最優先
・6月はメリハリ学習で基本知識の定着を図る
・7月は模試と法改正・白書対策、弱点補強
・8月の追い込みは大効果。仕事の調整など今から根回し

動画解説版はこちらです。

 

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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以上です。

 

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座