皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
所得代替率が50%を下回ることが見込まれると(正解率30%)
問題
財政検証において所得代替率が次の財政検証が作成されるまでの間に50%を下回る見込みとなった場合には、調整期間の【?】について検討を行い、その結果に基づいて調整期間の【?】その他の措置を講ずるものとする。
A 延長
B 開始
C 終了
D 停止
社労士試験の10科目の特性と攻略法を捉えて直前期の”全復習”に備えましょう。
みなさん、こんにちは。 金沢博憲(社労士24)です。 この記事では、社労士試験の科目別攻略法をご紹介します。 社労士試験の科目数は10科目 社労士試験の試験科目は10科目です。 「労働基準法」「労働安全衛生法」「労働者災 …
解答・解説
「C 終了」。
マクロ経済スライドが終了する場合は2つに絞られる。
・所得代替率が50%を下回ることが見込まれる場合
・調整を行う必要がなくなったと認められる場合(調整が不要とされる場合)
現状、終了年度は定められていないため、「延長」はない。
次の財政検証までの間に所得代替率が50%を下回ることが見込まれる場合には、50%の給付水準を将来にわたり確保するという趣旨にのっとり、マクロ経済スライドによる調整の終了その他の措置を講ずるものとされている。
この場合、給付及び負担の在り方について検討を行い、所要の措置を講ずるものとされている(上記措置については、法律改正が必要。)
動画解説版はこちら。
制作・収録:金沢博憲https://sharosi.j-tatsujin.com/archives/50
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
厚生年金保険では、健康保険や国民年金では気づかなかった伏線が回収されて、「ふおおおお!」となるのが醍醐味。
逆に、土台になっている健保や国年が知識がフワッていると、ピンとこない箇所も多い。
だから物にするのも時間がかかる。
社会保険の伏線回収科目であり、総集編科目である。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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