皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

日本シェーリング事件(正解率67%)

問題

最高裁判例。
すべての原因による不就労を基礎として算出した前年の稼働率が80パーセント以下の従業員を翌年度のベースアップを含む賃金引上げの対象者から除外する旨の労働協約条項は、労働基準法の権利に基づく不就労を稼働率算定の基礎とする部分は【?】である。

A 権利の濫用として無効
B 公序に反し無効
C 信義に反し無効
D 不法行為として無効

ついでに見たい

【社労士試験】択一式の時間配分「1科目25分」以内で進もう!
【INDEX】
・1科目30分は時間かけすぎ
・焦りが目を滑らせる
・1問目で2分台のリズムをつくる
・問1はコネコネしてくる?
・敵の力を見極める力も実力のうち

解答・解説

”正解はここをクリック”

B 公序に反し無効」。

〇〇として無効。

・権利濫用→権利の行使は自由。だがその目的や相手に与える害悪を鑑み不当な場合
例)解雇権の行使
 
・公序に反する→社会や法の秩序に反する場合
例)年休取得で賃上げ対象から除外されるシステム
 
不当な権利行使は「権利の濫用」で無効
不当なシステムは「公序に反する」で無効

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

「受かる自信がない…」

では、会場にテキスト持ち込んで、時間無制限で解いたら合格点を取れる自信はある?

「それなら受かるかも」

であればワンチャンある。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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