【社労士 選択式】正解率55%!家族の範囲【横断】

皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

家族の範囲(正解率55%)

問題

支給対象に「配偶者の父母」が含まれないのは?

A 死亡一時金(国年)
B 対象家族(介護保険)
C 被扶養者(健保)
D 未支給年金(厚年)

 

ついでに見たい

直前期の学習も、中心は「基本テキストと問題集」。
他の教材は、補強教材の位置づけ。
絶対やらなきゃいけないものではない。

 

 

解答・解説

”正解はここをクリック”

A 死亡一時金(国年)」。

死亡一時金は「本人の配偶者~兄弟姉妹」。
配偶者の親族(姻族)は含まない。
 
配偶者の親族(姻族)を含むのは…
 
○3親等内の親族
・被扶養者(健保)
・未支給(国年・厚年)
 
○配偶者の父母
・対象家族(育介)
 
国年・厚年の未支給給付の範囲は広い。
これは国年・厚年で過去発生した年金支払漏れ問題の解決のために、支払先の範囲をできるだけ広げておこうという考え方。
 
死亡一時金は、支払い漏れ問題がなかったため、そのまま「本人の配偶者~兄弟姉妹」。

 

親族の定義について改めて確認した方はこちらの動画をどうぞ。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

通常の科目は、主:択一、従:選択。
択一中心の勉強で、その隙間を選択で埋める。

一方、労一・社一・安衛は、主:選択、従:択一。
択一での高得点が狙えないため、細部をやるのは非効率。
しかし選択の1点には重みがある。
テキスト読込みなど選択対策の勉強は、常識・安衛を優先。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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