やる気が出ないときに読みたいシリーズ『もうダメだ』と『まだダメだ』

皆様こんにちは。

資格の大原社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

今回は、資格の大原ビジネス資格講座情報誌「WAVE」のバックナンバーから、巻頭言をご紹介します。

学習の合間に一息入れているときにお読みいただければ幸いです。

『もうダメだ』と『まだダメだ』

高校時代、彼女はテニス部だった。

高校はテニスの強豪校。彼女も中学時代は名の知れた選手であり、それなりの自信はあった。
「団体戦の選手に選ばれたい」。学校での練習のほか、自主練もした。しかし周りも名の知れた実力者達。
彼女はレギュラーはおろか、補欠にも選ばれない。圧倒的な実力差の前に、彼女の努力は何度も砕かれた。

「もうダメだ・・・」。高校時代の彼女は、“補欠の補欠”で終わった。

大学時代、彼女はテニスを続けた。
大学時代も彼女の前には、強者の壁が立ちはだかった。「またダメなのか・・・」。
しかし、大好きなテニスを諦められるわけもなく、あるとき「いまは“まだ”ダメなだけ。まだできる。まだやれる!」の思いが芽生えた。
そのときから彼女は体幹を徹底的に鍛え直した。

単調なトレーニングで挫折しそうになっても「まだダメだ。まだできる。まだやれる!」。

そして大学3年になった春、彼女は団体戦の選手に選ばれた。
大学卒業後もテニスの仕事に携わり、時々、市民大会に出場しては優勝している。
高校入学から団体戦の選手になるまで5年の歳月を費やしたことになるが、「もうダメ・・・」ではなく、「まだダメ!」を選んだことで彼女は強くなることができた。

資格学習において“合格”という結果がでないことがある。

私は人より長く勉強しているのに、私は人より頑張っているのに・・・、どうしても結果がでない。
「もうダメなのか?」・・・。そんなとき“もう”ではなく“まだ”を選ぶことができれば、何度でも這いあがることができる。

「“まだ”ダメなんだ。“まだ”できる。“まだ”やれる」。

合格を勝ち取るまで、私達は“まだまだ頑張れる”。

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