社会保険労務士試験合格を目指す皆様、こんにちは。
いよいよ8月を迎えようとしています。
今回は、資格の大原社会保険労務士講座講師陣からの直前期にむけてのメッセージをご紹介します。
石戸泰史(いしど やすし)
1 講義で心がけていること
本試験のことを強く意識した講義を心がけています。例えば、頻出項目についてはじっくりと説明しますが、それ以外の項目は概要の説明にとどめたりします。
また、「本試験では○○というひっかけをしてくる可能性がありますよ」等出題形式にも気を配っています。
2 受験生時代のストレス解消法
携帯音楽プレーヤーで好きな音楽を聴きながら自然の中を散歩していました。
3 直前期に心がけていたこと
手を広げないようすることと、重要項目を何度も繰り返すことにより定着させるようにしました。
4 受講生のみなさんへ
本当に合格できるか不安になるときがあるかも知れません。
そんなときは、たくさんの書き込みや手垢がついたテキストや問題集を眺めてみてください。
みなさんはそれだけ頑張ってきたのです。
その分の知識がしっかりついています。
不安になる必要はありませんよ。
前田卓(まえだ たく)
1 講義で心がけていること
社会保険労務士試験に合格するために必要なことは、「幅広い知識を身につけて、それを柔軟に使いこなせるようになる」ことです。
そのためにはインプットするときもアウトプットするときもスピード感が大切です。
したがって一つひとつのことにこだわり過ぎて、知識を深く掘り下げることも、覚えることができたものについてさらにその理由まで詮索することも必要ありません。
身につけた力を制限時間内に発揮できるようになって頂くことを心がけております。
2 受講生時代のストレス解消法
だらだらとやっては貴重な時間を有効活用できないと思っていたので、1日のノルマを決めてそれが終わるまでは家に帰らずに、「家に帰って靴下を脱いだらもう勉強しない」というようにしてメリハリをつけるようにしておりました。
3 直前期に心がけていたこと
毎日数時間も同じ勉強を続けるとその勉強のことが頭から離れなくなってしまいます。
そしてときにそれが過剰なプレッシャーとなって自分を苦しめてしまうのですが、「受かるまで受ける」と決めていましたので、良い意味で開き直り、そしてリラックスすることを心がけました。
それが本番で実力を発揮できる要因になったと思います。
4 受講生のみなさんへ
働き方改革やマイナンバーの導入等によって、社会保険労務士への期待がかつてないほどに高くなっているように感じます。
社会保険労務士の仕事は、働きやすい職場づくりのお手伝いをすることによって、事業所を経営される方やそこで働く方々を幸せにすることです。
社会保険労務士試験に合格して頂き、職場で悩まれている経営者や従業員の方々を助けて差し上げて下さい。
金沢博憲(かなざわ ひろのり)
1 講義で心がけていること
項目の全体像を説明させて頂き、個別の規定に落とし込むという展開をさせて頂いております。
断片的な知識にならないようにするためです。
もう一つ、受講生の方からよくご質問を頂く項目を先回りして厚めに解説をするようにしています。復習をサクサク進めていただくためです。
ときには出題可能性が低い内容であってもあえて解説した上で「ご理解頂けましたら、後は綺麗さっぱり忘れてください」という案内を致しております。
2 受験生時代のストレス解消法
直前期は勉強時間も長くなりますので、合間に、適度な運動を入れていました。
頭の中がリフレッシュ&気持ちがスッキリする感覚がよかったです。
ときには、腕立て伏せをしながら問題を解くことも(笑)。
3 直前期に心がけていたこと
「勉強方法に悩まない」ことです。もちろん悩みが生じることもありましたが、そこで立ち止まる時間が惜しかったので、とにかく前進することを心がけました。
4 受講生のみなさんへ
お仕事やご家庭のことと社労士の勉強を両立することはとても大変なことです。
そのような状況の中、これまで学習を続けてこれた皆様にとって、合格は現実的なものです。
今後不安は高まるかも知れません。
しかし、それは合格に一歩一歩近づいている証拠でもあります。
社労士試験のゴールテープは透明です。
「もう無理だ」と思ったときの一歩先にゴールテープがあります。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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