皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
「Twitterで選択対策」のバックナンバー版「ブログで選択対策」の配信です。
Follow @Sharoushi24
選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
等分か総取りか(正解率32%)
問題
「その一人のした請求は、全員のためその全額につきしたものとみなし、その一人に対してした支給は、全員に対してしたものとみなす。」
どの給付の取扱い?
A 遺族基礎年金 (国年)
B 遺族厚生年金 (厚年)
C 遺族補償一時金(労災)
D 死亡一時金 (国年)
「本当の力がつく過去問の解き方」
「繰り返し問題を解いているのに点につながらない…」。
そんな状況を打破する「本当の力がつく過去問の解き方」を解説します。その鍵は「思考プロセス」です。
解答・解説
「D 死亡一時金 (国年)」。
遺族に支給される給付で同順位者が複数いる場合の取扱は次の通り。
・原則→みんなで等分(遺族の数で除し~)
・例外(死亡一時金と未支給)→1人総取り(その一人のした請求は、全員のためその全額につきしたものとみなし~)
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
メールマガジン募集中
メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを【無料配信】しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。
メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
社一までの全科目一巡で、すでに合格レベルの情報には触れている。
その後は、繰り返し作業。
一度は触れたその情報を頭に定着させ、思い出せるようにする。
これがメイン。
並行して「選択の1点」をもぎ取るため”浅く×広く”網(セーフティネット)を広げていく。
統計、白書、目的条文、判例など。
これがサブ。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。