皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

私が受給している年金は?(正解率64%)

問題

・配偶者がいることでの加算がある
・子がいることでの加算はない

何の年金?

A 障害基礎年金 
B 障害厚生年金
C 老齢基礎年金
D 老齢厚生年金

ついでに見たい

社労士試験における判例の出題傾向と対策。
・選択式対策としては、キーワードを押さえる。
・択一式対策としては、「有効か無効か」、「適法か違法か」の結論が大事。結局はマルかバツしかない。
・保険の勉強に飽きたら判例を一つ読む。

解答・解説

”正解はここをクリック”

B 障害厚生年金」。

・基礎年金は全国民が加入=加入者ごとの保障→配偶者の加算はない。一方、子は未加入のため、子の加算はある(障害と遺族)。
・厚生年金は勤め人世帯の保障が目的→配偶者や子についての加算がある。

障害は、基礎は子の加算、厚生は配偶者の加算という役割分担。

「下(基礎年金)が子、上(厚生年金)が配偶者」の関係は、年金制度は世代間扶養→子が親をおんぶする「石川啄木おさえ」でもOK。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

苦手なことでも、毎日やれば、克服できる。
少なくとも普通にはなる。
ただ、”毎日やる”ということが口でいうほど容易いことではない。
ゆえに、4w1hを意識して”毎日できる”工夫する。
When→寝る前に
Where→布団の中で
What→目的条文3つを
Why→選択対策のため
How→エア音読する

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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