皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
年少者の労働時間規制(正解率76%)
問題
使用者は、満18才に満たない者(児童を除く。)について、1週間の労働時間が【?】を超えない範囲内において、1週間のうち1日の労働時間を4時間以内に短縮する場合において、他の日の労働時間を10時間まで延長し、労働させることができる。
A 40時間
B 44時間
C 45時間
D 48時間
ついでに見たい
2021年社労士試験の全問・全選択肢の解答解説をする動画。
今回は労働安全衛生法。
2021年社労士試験の全問・全選択肢を解説。今回は労働安全衛生法。#本試験振り返り担当:金沢博憲(#社労士24、経験者合格コース)問題PDFはこちら→https://www.sharosi-siken.or.jp/exam/info.html【INDEX】0:00~問8E(ムズい!)9:15~問9D(ムズい!)1...
解答・解説
「A 40時間」。
年少者には、固定的な労働時間制(週40時間、1日8時間)が適用される。
ただし、児童を除く年少者について、
- 1週40時間を超えない範囲で、1週間のうち1日の労働時間を4時間以内に短縮する場合において、他の日の労働時間を10時間まで延長すること
- 1週48時間、1日8時間を超えない範囲内において、1か月又は1年単位の変形労働時間制を適用すること
は、認められている。
本問では「48時間」とする誤答が多かった。
作問者は、正解肢のほか、受験生を迷わせるため”正解っぽい肢”を混ぜてくる。
その典型例が「周辺の規定と混ぜる」。
本問でいうと、年少者を1か月・1年の変形労働時間制で使用する場合の週48時間、1日8時間の限度。
「これはこれ」「あれはあれ」という押さえ分けの意識が大事。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
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・「必ずやること」と「できたらやること」で分ける
・自身の課題を見極めて、克服できるものにする
・ベストを狙うと決まらない。ベターでよい。
・詳細に決めようとすると時間がかかる。ざっくりでよい。
・盛ろうとすると達成困難になる。控えめでよい。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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