皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

社会保険労務士法(正解率74%)

問題

社会保険労務士法は、社会保険労務士の制度を定めて、その業務の適正を図り、もって労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の【?】に資することを目的とする。

A 就労条件の向上
B 生活条件の改善
C 福祉の向上
D 労働条件の改善

ついでに見たい

社会保険の歴史はこれだけでOK【2022年】

解答・解説

”正解はここをクリック”

C 福祉の向上」。

福祉の向上は、暮らし向きをよくする、ような意味。

空欄の前に「労働者”等”」とある。
労働者のみならず、年金受給者なども含まれる。
ゆえに空欄には「労働者に限られない用語」が入ると推測可能。
(就労条件~)や(労働条件~)を消すことができる。

福祉の「向上」か「増進」か、ざっくり分類。
・労働法令→増進
・社保法令→向上
ただし、社保法令のうち
・介護保険法→「~国民の保健医療の【向上】及び福祉の【増進】を図る」
・高齢者医療確保法→「~国民保健の【向上】及び高齢者の福祉の【増進】を図る」
向上×向上と続くとボキャ貧と思われるためw

目的条文まとめは→こちら

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

”七転八起”の心持ちで進もう。
7月に転んでも、8月に起きる。
あなたのゴールデンタイムだ。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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