【社労士 選択式】正解率52%!ベヴァリッジ報告はどこの国?【社一】

皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

ベヴァリッジ報告はどこの国(正解率52%)

問題

1942(昭和17)年の【?】のベヴァリッジ報告は社会保障制度の主要手段として社会保険を位置づけ、欧米諸国の福祉国家の考えの基礎となった。

A 英国(イギリス)
B 独国(ドイツ)
C 仏国(フランス)
D 米国(アメリカ)

 

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模試2回目で点が伸びないのは当たり前【動画】

 

 

解答・解説

”正解はここをクリック”

A 英国(イギリス)」。

・世界初の社会保険→ドイツ
・ベヴァリッジ報告→イギリス

動画解説は→こちら

ベヴァリッジ報告は、「ゆりかごから墓場まで」と呼ばれる戦後イギリスの社会保障政策の基盤となる。
そして、ベヴァリッジ報告に影響を受けたのが、昭和25年「社会保障制度審議会勧告」。

勧告の内容は、①各種の社会保険、公的扶助、社会福祉、児童福祉等の諸制度の総合的な運用、②被用者関係の社会保険制度の統合、適用拡大、給付改善など。
同勧告は、日本の社会保障の青写真を提示し、いわゆる「国民皆保険」を提唱した。また、社会保障の中心を社会保険方式によることを主導した。

1950年の社会保障制度審議会「社会保障制度に関する勧告」も、「ベヴァリッジ報告」を踏まえ「国家が(中略)国民の自主的責任の観念を害することがあってはならない。その意味においては、社会保障の中心をなすものは自らをしてそれに必要な経費を拠出せしめるところの社会保険制度でなければならない」と、社会保険中心主義を提唱した。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

「しなければならない」を義務ではなく責任と捉える。
義務は外部からくる。
責任は内部から沸き立つ。
過去の自分への責任。
明日の自分への責任。
社労士になった自分を必要としてくれるどなたかに対する責任。
責任の上に行動をのせる。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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